知らなかった!カレーって漢方薬だったの!?

子どもからおとなまで、カレーほど誰にも愛されている好きなメニューはないですよね。それだけに家庭の食事に登場する回数も多く、どなたも月に1度くらいは必ずどこかでカレーを食べているのではないでしょうか。家庭で調理する場合、市販のカレールーを使う方が殆どだと思われますが、最近はスパイスに凝って自作する方も少なくありません。またそこまでではないにしても、仕上がり時にスパイスを追加することで、オリジナルカレーを楽しんでいる方もおられるのではないでしょうか。

このようにスパイスを買ったことのあるならばご存知だと思いますが、カレーに使うスパイスは何種類もあって、それぞれ単独ではカレーの香りとはほど遠いものです。それが何種類か合わさると、あのカレー独特の風味や香りになるのですから不思議ですよね。さてこのスパイスは、漢方に使われているというのもご存知でしょうか。カレーはインド、漢方は中国ですからその呼び名は異なるものの、結局は同じものなんです。

例えばカレーの黄色の元となっているターメリックは、漢方ではウコンと呼ばれています。胃腸の調子を整えると言われていますが、それだけではなく免疫力を高めたり、血圧を整えるなど、様々な効能があることが分かっています。特に二日酔いに効くと言われ、飲み過ぎた時にウコン入りドリンクを買ったことのある方もおられるのではないでしょうか。

またクローブは漢方では丁字、これも胃腸を整える作用があります。またカレーの香りの中心でもあるクミンは馬芹で、胃に効果があります。またジンジャーはショウガで、発汗作用など冷えに効果的だということで、最近ことに注目されていますよね。

これはほんの一例で、全てのスパイスにそれぞれ漢方としての効用が認められています。言ってみればスパイスとして漢方薬がそのまま料理に入っているのですから、カレーはそのままで最強の薬膳だと言えるでしょう。また市販のカレールーに入っているスパイスだけでなく、独自に追加すればそれだけ効能もレベルアップしたものが期待できますよ。美味しさだけでなく、健康を目指して是非自分なりのオリジナルレシピを試してみてください。

スパイスはカレーに入れるには量が多いですから、小さなボトル入りの一般向け商品よりは、業務用の大袋を買う方が便利ですよ。粉のスパイスは、後でまとめて投入するとどうしても舌触りが粉っぽくなってしまいます。最初にオイルと共に炒めておくのが、このざらつきを抑えるコツですよ。

ただしスパイスが滑らかなペースト状になるだけのオイルが必要ですので、全体としてはカロリーが高い目になってしまうのが難点です。ダイエット中の方は、ご飯の量などで調整してくださいね。その際にはご飯の半量を千切りのゆでキャベツで代用するのもいい方法です。キャベツにも薬効があり、生き生き元気になる作用がありますから、健康維持にはより効果が期待できるでしょう。