漢方を食べよう!毎日の食事に気をつけるだけの簡単健康法!

気をつけて!あなたのそのイライラは体調不良が原因かも?

家庭や職場では、周囲の人の為にもいつも元気に明るくしていたいものですよね。でも体調がすぐれないと、ちょっとしたことでもイライラしてしまうものです。特に女性はホルモンバランスの影響を受けやすいですから、特に生理前には精神的に不安定になる方も多いのですが、性別にかかわらず、ちょっとしたことで怒りっぽくなってしまうことがあります。こういう時には要注意ですよ。自分でも気づかない程度の体調不良が、そのイライラに繋がっている可能性もあるからです。

例えば少し頭が痛かったり、肩や首の凝りや胃の不調など、今すぐ薬や病院が必要という程ではない体調不良は誰にでもよくあるものです。でも毎日の忙しさの中では、そんな身体の不具合をいちいち取り沙汰もしていられません。多少のことならば、自分でも知らず知らずの間に我慢して抑え込んでいることも少なくないでしょう。

このようなちょっとした不調は、大抵はそのまま自然に治ってしまって問題もないのですが、このくらいは大丈夫と無理をしているうちに本格的な体調不良となってしまっては大変です。本来ならば、うっすら症状が出ている状態でそれに気づいて、それ以上悪くならないうちにきちんと手当をするのが一番ですよね。漢方の健康法を実践するには、このような体調不良の芽に自分で気づけるようになることが重要です。

でもわざわざ病院に行ったり薬を飲むというほどではない症状だけに、手当と言っても何をすればいいのか戸惑ってしまいますよね。しかしそういう時こそ漢方の知識が役立ちます。このようなようやく気づける程度の症状こそ、漢方の知恵を借りて日々の食事で治してしまいましょう。

たとえば疲れ目は、パソコン仕事の方はどなたにも思い当たる不調のひとつでしょう。それだけに意識しない間に疲れが貯まっていて、凝りや疲れに繋がっていることがあります。長引けば頑固な頭痛を引き起こすこともありますので要注意ですよ。漢方では、疲れ目には黒い色の食材が効きくとされています。黒豆や黒ごま、黒米などを食事に取り入れましょう。黒米はスーパーでも簡単に手に入りますから、自宅で黒米ごはんにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。白米に少し混ぜるだけで、鮮やかな紫色のごはんが炊けますよ。

また便秘もイライラの元ですよね。本人も苦しいのですが、老廃物を貯め込んでいるのは漢方上も問題です。とてもよく効く漢方の便秘薬も市販されていますから、これを利用するのも簡単なのですが、これで便秘が解消したとしても一時的では意味がありません。便秘をしない体質作りを目標に食生活を見直さない限りは、根本的な治療にはなりませんよね。漢方では白米よりも玄米がいいとされています。玄米は炊くのにコツが要りますから、5分づき米など炊飯しやすいタイプのものを選びましょう。外食の多い方は、ドクダミ茶をボトルで持参して、外出先で飲むようにするのもいい方法です。