飲み会でもさりげなく食養生!心がけたい食べ物バランス

知人や同僚との飲み会は楽しみのひとつですよね。健康のことはちょっと置いといて、今夜は無礼講!ということもあるかもしれませんが、毎回これでは体調を崩してしまいます。飲み会であっても、気をつけれる範囲で上手に食養生を実践しましょう。

まずお酒についてなのですが、アルコールも身体を冷やすものと温めるものに分けることができます。ウィスキーやビール、焼酎、白ワインは冷やし系、日本酒や赤ワイン、紹興酒やブランデーは温める系です。イメージでも何となく納得がいきますよね。キンと冷えたビールや氷どっさりのチューハイばかり飲んでいれば、確実に身体を冷やすことになってしまいますよ。乾杯は生ビールでも、二杯目以降はなるだけ温める系のドリンクを選ぶようにしましょう。

西洋医学の理屈では、二日酔いを防ぎ肝臓を労る酒の肴には良質のタンパク質がいいと言われていますよね。よく考えてみれば、枝豆や冷や奴、焼き魚やお刺身など、和風の酒の肴は身体に優しいものが多いと言えます。ところで漢方には五味調和という考え方があり、5種類の味をバランスよくとるのが望ましいとされています。その考え方によると、お酒は辛味に分類され、酸っぱい食べ物とバランスがいいと言われています。

酒の肴で酸味といえば酢の物が思い浮かびますね。居酒屋のつきだしにはキュウリの酢の物が出たりしますから、ここでも和食はなかなか優秀だと言えます。和食に合うのはやはり日本酒ですから、冬場など和食の肴で熱燗というのは、漢方的に見ても身体にとって理想的な飲み方だということがこれでよく分かりますね。

ところで漢方には薬用酒も多用されます。焼酎やホワイトリカーを使って、梅酒と同じように自宅でも簡単に作ることができるんですよ。漢方の生薬や薬効のある果実などを漬込んで、浸出したエキス分を飲用します。こちらはアルコールとはいっても漢方薬と同じレベルですから、飲み物としてガブガブ飲むものではありません。適量を守らないと、逆に体調を崩してしまう結果にもなります。

薬用酒と同様に、飲み会で飲むビールやウィスキーも、やはり適量を守ることが大切だと言えます。漢方の全体のバランスを大切にする考え方でも、やはり飲み過ぎや食べ過ぎは禁物ですよ。しかし飲み過ぎにもよく効く漢方薬がありますので、どこまでも漢方は頼りになりますよね。五苓散は飲む前でも飲んでからでも効果がありますので、痛飲しそうな時には事前に服用しておくといいでしょう。一般の売薬として手に入れることができますので、毎回苦しい思いをする方は一度試してみてはいかがでしょうか。