そのコーヒーは大丈夫?ティータイムも漢方で気をつけて!

食べ物から健康を目指すといっても、飲み物のことも忘れてはいけません。飲み物も食べ物と同様に、漢方では大きな意味を持っています。いくら食べ物に気をつけていても、一方で甘い炭酸飲料をがぶ飲みしていては、その治療効果は期待できません。炭酸飲料には大量の砂糖が入っていますので、それが原因で糖尿など他の病気が悪化したり、また身体を冷やしてむくみが出るといった悪い作用が起こるという心配もあります。

一方で、冷たいものは身体に悪いからといって、暖かいコーヒーや紅茶に砂糖やミルクをどっさり入れて日に何回も飲んでいる方もいますが、これも合計すればかなりの糖分や脂肪分になってしまいます。糖分と脂肪分は毎日の食事でも自然と摂りますから、このように飲み物という形で余分に摂取することを習慣化してしまうのは考えものですね。

またそれだけでなく、コーヒーや紅茶そのものも、身体に入ってから様々な作用をおこすことが分かっています。漢方では食品を複数の観点から分類していますが、それに沿って見て行きますと、コーヒーにも紅茶にも同じように利尿作用があります。これは、漢方を知らない人でも経験上よくご存知ですよね。ただし紅茶には、利尿作用と同時に喉の乾きを潤す作用や体を温める作用もあるので、体には比較的やさしい飲み物だと言えます。

一方コーヒーにはこのように紅茶に見られる作用はありませんから、たくさん飲んでも喉の乾きが収まらず、トイレを往復しながら何杯もおかわりなんてこともあります。またコーヒーの覚醒作用は一時的な眠気覚ましには最適ですが、連用すると気分が落ち着かなくなるというのも気になるところですね。

またコーヒーそのものの性質としては、体を温めるのでもなく冷やすでもない「平性」に分類されるのですが、そこへ砂糖やガムシロップで甘味を追加すれば体を冷やす結果になってしまいます。特に冷房の効いた部屋で甘いアイスコーヒーをがぶ飲みというのは、漢方上は最悪だと言えるでしょう。身体が冷えた方が快適だという人でも、秋風が吹く頃になると、これが原因で一気に体調を崩すことにもなりますので気をつけてくださいね。